これからの蒸し暑い時期にぴったりのコーヒーの選び方と飲み方
- 日置 成剛
- 6月24日
- 読了時間: 4分

じめじめと蒸し暑い日が続く梅雨真っ只中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こんな時期は、つい冷たい飲み物に手が伸びがちですが、身体を冷やしすぎると体調を崩してしまうことも。
実はコーヒーも、選び方や飲み方を少し工夫するだけで、梅雨の時期の体調管理に役立てることができるんです。
今回の記事では、蒸し暑い梅雨にこそ試したい、体調に優しいコーヒーの種類と飲み方をご紹介します。
梅雨におすすめのコーヒーの種類
蒸し暑い時期は、重たい口当たりのコーヒーよりも、すっきりとした酸味やフルーティーな香りのものがおすすめです。
浅煎り~中煎りの「シングルオリジンコーヒー」
深煎りのコーヒーはコクがありますが、人によっては重たく感じられることも。そんな方におすすめなのが、浅煎り〜中煎りのシングルオリジンコーヒーです。
< 特徴 >
浅煎りや中煎りのコーヒーは、豆本来のフルーティーな酸味やフローラルな香りが際立ちます。特にエチオピアやケニア、コスタリカなどの豆は、爽やかな香りが特徴的です。
< おすすめの理由 >
華やかな香りは気分転換にもなり、すっきりとした口当たりは暑い日でもゴクゴクと飲みやすいでしょう。
カフェインを控えめにしたいならデカフェ(カフェインレスコーヒー)
梅雨の時期は、低気圧の影響で自律神経が乱れやすく、寝付きが悪くなる方もいらっしゃいます。そんな時におすすめなのがデカフェ、いわゆるカフェインレスなコーヒーです。
< 特徴 >
カフェインをほとんど除去したコーヒーです。最近は、デカフェでも風味豊かなものがたくさん出ています。
< おすすめの理由 >
カフェイン摂取を抑えることで、睡眠の質を高めたり、カフェインによる利尿作用で身体が冷えるのを防いだりする効果が期待できます。特に夕方以降にコーヒーを飲む習慣がある方にはおすすめです。

体調管理を意識したコーヒーの飲み方
ただ単に冷たいコーヒーを飲むのではなく、体への負担を減らす飲み方を心がけましょう。
ホットコーヒーを少量ずつ、ゆっくりと
「暑いのにホット?」と思われるかもしれませんが、身体を冷やしすぎないためには大切です。
< 飲み方 >
熱すぎるコーヒーは避け、少し冷ましてからゆっくりと飲むのがおすすめです。一度に大量に飲むのではなく、休憩を挟みながら少しずつ飲むことで、身体への負担を減らせます。
< ポイント >
湯気を吸い込むことで、リラックス効果も期待できます。
アイスコーヒーは「水出しコーヒー(コールドブリュー)」がおすすめ
急冷式のアイスコーヒーも美味しいですが、水出しコーヒーはよりマイルドで、胃腸への負担も少ないと言われています。
< 特徴 >
水でじっくりと時間をかけて抽出するため、苦味や渋みが少なく、まろやかでクリアな味わいになります。
< おすすめの理由 >
胃への刺激が少ないため、胃腸がデリケートになりがちな梅雨の時期にも安心して飲めます。また、カフェインの抽出量が少なくなる傾向があるため、カフェインが気になる方にもおすすめです。
コーヒーにちょい足しアレンジで温活・リラックス効果アップ!
< 生姜 >
身体を温める効果が期待できます。すりおろした生姜を少量入れたり、ジンジャーシロップを加えたりするのも◎。
< シナモン >
身体を温める作用や、リラックス効果が期待できます。コーヒーにひと振りするだけで、香りのアクセントにもなります。
< 牛乳・豆乳 >
ミルクを加えることで、カフェオレやソイラテに。さらに温めることで身体を冷やしすぎることなく、ホッと一息つけます。

梅雨の時期にコーヒーを楽しむヒント
梅雨の時期は、体調を崩しやすい季節ですが、コーヒーを上手に取り入れることで、心身ともにリラックスし、快適に過ごすことができます。そんな梅雨の時期にコーヒーを楽しめるヒントをご紹介します。
水分補給はこまめに
コーヒーには利尿作用があります。そのため、コーヒーだけを飲むだけでなく、お水やお茶での水分補給も忘れずに行いましょう。
適量を守る
どんなに良いものでも、摂りすぎは禁物です。自分の体調に合わせて、無理のない範囲で楽しみましょう。
涼しい場所で
蒸し暑い室内で熱いコーヒーを飲むのはつらいもの。エアコンなどで室温を快適に保ち、涼しい場所でゆっくりとコーヒーを味わってください。
さいごに
シーン | おすすめのコーヒー |
朝の目覚め | 浅煎り or 水出しブラック |
リラックスタイム | デカフェ or カフェオレ(砂糖少なめ) |
冷え対策 | シナモン入りホットコーヒー |
むくみ防止 | ブラックコーヒー + 水分補給 |
じめじめした季節でも、コーヒーを上手に味方につければ気分も体調も軽やかになります。
そして、あなたのコーヒータイムが『心と体のリセット時間』になりますようになれば、とても嬉しく思います。ぜひ、当記事の情報を参考に、ご自身の体調に合ったコーヒーの楽しみ方を見つけてみてくださいね!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!